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事業再生請負人の松本光輝自身が再生を経験し、25億の負債から再起。困難にあえぐ経営者の方を二人三脚で倒産から救います。経営改善、経営改革、リスケ、事業再生コンサルティング、融資・金融機関対策なら

キックオフ | 学習塾の再生事例 (2/6)

早速、経営幹部3名と経理課長と面談し、ヒアリングを実施しました。4人ともうつむき元気がなく、第一、杜長に精気が感じられません。かなり危機感はあるようで、半分あきらめの表情です。

この危機を脱するために、経営幹部が結束して努力しているかを確認したところ、各人で努力はしているものの、幹部間の話し合いがほとんど持たれていないことが判明しました。

経営方針の違いによる幹部間の確執があることも見えてきました。また、経費の使い方についてのルールがなく、幹部の打合せや協議もほとんど行われておらず、情報共有が非常に弱いことも明確になりました。

そして、以下の課題を共有しました。

(1)利益体質への転換
(2)社内情報の共有化
(3)財務部長の設置と権限強化

また、当面のキャッシュアウトを止めるために、当月末から元金の支払いを停止すべく、金融機関にリスケ交渉を行うこととなり、交渉役は経理部長と当方が担当することに決まりました。

経営幹部および各校長とのヒアリング

各人に会社の現状に対する気持ちと問題認識、および今後この会社を具体的にどうしたいのか、そのために自分は何をやるか等について確認をしました。

経営幹部一人ひとりは問題意識があり、努力をしていることは認められますが、幹部間のコミュニケーションがほとんど行われておらず、考え方にかなりの差異がありました。ただ目的は同じなので、情報共有の場を設けることでお互いの不信感は除けると確信しました。一緒にお酒を飲むことにも意義があります。

幹部から各校長の資質に関して懸念が聞かれましたが、各校長にヒアリングしてみると、生徒を思う気持ちは強く、仕事に対する意欲も高く、責任と権限を与えられれば成果が出る可能性のある校長もいると感じました。

これまで各校長に対し各校の経営状況を知らせていなかったのですが、今後は毎月校長会で報告し、各校の運営の権限を与え、責任を取る仕組みにしました。校長たちに意欲が増したようでした。